＜写真が無いので実物を知らないと意味不明な点が多いと思いますが、入手出来次第写真もアップして行く予定ですのでしばらくの間文字情報のみでお楽しみ下さるようお願い申し上げます（写真を提供して頂ける方、大歓迎ですのでよろしくお願いします）＞
泣く子も黙るジェットロボです。当時の人気はとにかくダントツだった記憶があります。アニメでも主役級の扱いを受けているのではないかと思いますし（←未見につき詳細は不明）、「マシンロボ」と言えばまずこのジェットロボかドリルロボを連想する方も多いでしょう。
配色は「赤黒銀」という王道のかっこよさ。サングラスをかけたかのような目元。とにかくヒーロー然としたポイント満載、子供のツボ突つきまくりの素晴らしいデザインです。「近未来風の空想メカ」の失敗例の筆頭がバトルロボであると私は思っていますが、このジェットロボのように大成功したケースもあるということですね。
システムとしては腕が体の前面に折り畳まれ足が縮むというだけなのですが、この「腕が折れる」「足が縮む」というパターンはその後のマシンロボにおいて基本的なシステムにもなっています。
細かい部分ですが、ジェット機に変形する際足を縮めるとちゃんと中からバーニアがせり出して来るようになっています。もちろんこれは足の外側パーツが移動しているだけで中のパーツが動いているわけでは無いのですが初めて変形させた時は結構感動します。肘やつま先にもちゃんとタイヤがついていますし、翼も折りたたみが可能。「ジェットロボ」という名前もグッと来るポイントですね。デザインといい玩具としての面白さといい、考察すればするほどあらゆる部分が奇跡的とも言えるほど高次元でまとめられているベストアイテムです。ジェットロボ抜きにマシンロボは語れない、と言えるでしょう。