＜写真が無いので実物を知らないと意味不明な点が多いと思いますが、入手出来次第写真もアップして行く予定ですのでしばらくの間文字情報のみでお楽しみ下さるようお願い申し上げます（写真を提供して頂ける方、大歓迎ですのでよろしくお願いします）＞
言わずもがなの超人気アイテム、ジェットロボと並ぶ名作中の名作です。
腕はジェットロボ同様体の前面に折り畳む方式。足はおそらく縮みタイプです。「おそらく」というのは、そう、自分でも今書いててビックリしましたが、これだけのビッグネームなのに私はこのドリルロボを持ってもいなかったし記憶もあまり無いのです。つま先も折れ曲がるようですね。
黒と銀で引き締めた、見るからに悪役デザインです。「マシンロボ大図鑑」の漫画でもしっかり悪役（わがままな暴れん坊という程度ですが）に描かれていました。初期6体以後はリアルメカ路線が続いていたマシンロボシリーズですが、久しぶりに空想タイプのマシンが登場です。バトルロボの項で「銀色のキャタピラがウケなかったのかも」と書きましたが、やはりドリルロボのように全体の配色とデザインがかっこよければキャタピラが銀でも子供は飛びつくんですね（笑）。
この頃からマシンロボは一般の子供から寄せられるアイディアやデザインを元に商品化されるようになっていました。このドリルロボも一般公募作品だったかもしれません。しかしオリジナル空想メカは安易に出しても失敗すると判断してか、おそらくこのドリルロボは徹底してデザインを煮詰めたのではないかと思われます。そして結果は大成功。ややシリーズ展開に閉塞感を感じていた（と思われる）スタッフもこのドリルロボのスマッシュヒットは会心の一撃という感じで気持ちよかったでしょうね。まさにエポックメイキングアイテムと言えると思います。