GMスナイパー制作記録

5. モチベーションを持続させる！

　さてさて。

　ココから先はひたすら厳しい作業の連続です。プラ板を貼り足した箇所の整形やプロポーションのバランス取りですが、とにかくパテを盛ってはヤスリがけの日々。更に、こういった作業はものすごく時間がかかり、かつツライのとは対照的に「前回撮った写真と見た目が全く変わらないのでHPにUPする楽しみが無い」わけです。皆さんに、「どーだここまで進んだぞ、すごかろう」と威張れないわけです（核爆）。てなわけで、もうモチベーション下がりまくりです。

　また、とにかくこういった表面処理作業は、

「暑いと更にやる気がなくなる」

　ものです。

　暑いとパテの乾燥が早すぎて手が追いつかないしヤスリかけてると汗がだらだら出てくるし（←あぁ、そう言えば去年ギャン作ってる時は暑くて死にそうだったなぁ）。

　そこで教訓。 こういう時は「一つ一つ、こつこつと」です。

　おおざっぱな作業をやめ、とにかく地道に完成パーツ、すなわち

「もう手を加えなくていいパーツ、サーフェイサーを吹くだけでいいパーツ」

　を増やしていきます。

　具体的には、頭から順に一つ一つのパーツを見直して作業していきます。そうしてみていくと、「まだサーフェイサーを吹く状態ではない」パーツがほとんどで、がっかりして更にモチベーションが下がったりしちゃうんですが、そこはそれ（笑）。よーするに、「目に付いた箇所から手当たり次第に作業」から、「作業する順番を決めてしまって、嫌でも順繰りに一つ一つつぶしていく」ことにするわけです。もともと計画的に作業する人は、かえって「好きな箇所だけやってみたり」するのがモチベーション持続にはいいのかもしれませんけどね。私はこんな感じでモチベを持続させています。

　で、まず顔でんがな、顔。

　地道にとさか部分にパテを盛って整形しましたよ。えぇ。「そういえばアンテナも作らなきゃ」と、よく見ると“まだサフを吹ける状態でない”とはまさにこのこと。バイザーも作ってないし、上記の「またしても思いついちゃったプレイバリュー」も出来るかどうか検討してないし…。

　というわけで、顔をひたすら作りこむことに。

アンテナは、裁縫用の針を使ってみようと決めてありました。箱絵のジム君のアンテナがかなり細くシャープに描かれていて実にかっちょいいからです。100円ショップで待ち針を購入し、さぁ、という段になってやや迷いました。「アンテナ基部はどうしよーかな」ビーズやプラパイプ等ではやや大きすぎます。極細の真鍮パイプを買ってくるのも面倒だし。結局ここでもまた、もはや常套句になってしまった感がありますが 「キットパーツを極力生かす」ことにしました（笑）。キットのアンテナを貼り、基部を残してきり飛ばし、0.5ミリのドリルで穴を開けて針を差し込みました。キットパーツが基部なので、アンテナの倒れ角度も設定（ってか旧キットの設計）そのまま。また、これを書いてて気づいたのですが、たまたま持っていたドリルにピッタリ合うサイズの、直径が丁度0.5ミリの針を買っていたんですね、私って。いや〜実にラッキーでした、これって。

とさかを整形し、アンテナも付けた。いよいよバイザーとの闘いです。

'03/7/23