HGUCガンキャノン

HGUCガンキャノン概観

写真1

　HGUC（1/144）のガンキャノンです。友人のM君の誕生日プレゼントとして制作。02年の2月頃制作を開始？し（ひょっとしたら1月だったかも）、4月の終わり頃にメデタク完成しました。何気にコレが「ちゃんと継ぎ目消して色塗って完成させたガンプラ第一号」だったりします（苦笑）。そんなわけで、かなり愛着のある作品です。

写真2

　この写真は、「模型の部屋」を充実させたいということで「携帯のカメラでも何でもいいから写真撮って送れ～～」という私の懇願（強制？脅迫？）に応えてM君が送ってくれたものです。送ってくれたまんまの画像が左のもの。

　てなわけで、この写真からでは全然分からないと思われる改造箇所・塗装等について、以下適当に解説を加えておきますです（それにしても、どうせなら真正面からのショットを撮ってくれればいいのに…）。

細かい改修点

　まぁ、だらだら書いてもあんまり読まれないだろうし（爆）、作った本人もいい加減忘れているので基本的な改修については小さい字で控えめに（笑）。

　■首周り…こいつを作っていた時期というのは、丁度二月ほど前にMGガンキャノンが出たばかりだった。そこで、MGを参考にMG風のディテールを各所に入れてみた。首周りもそのうちの一つ。

　■キャノン砲基部…細いので改修しようと思ったが、そのうち気にならなくなったので止めた（オイ！）。

　■左手…だらーんとした平手がいやだったので、果敢にも「握りこぶしの自作」に挑戦。まぁまぁ上出来。

　■ヒゲダンス用手首（じゃなくて、アクションポーズ用ね）…肉抜き穴をエポパテ＆ポリパテで埋めてモールドを入れた。これはかなり下手くそな出来。

　■胸…黄色いダクトパーツを後ハメできる様にした。

　■腰フロントアーマー…つながっているのを切り飛ばし、スプリング接続に変えた。これはかなり大変だった。

　■ヒザ関節…せっかくの「ポリパーツ隠し」用のパーツが横から見るとポリパーツが見えてしまうので、いったん前後に切り分け、モールドを入れたプラ板で隙間を埋めた。

　■足首…後ろ側にモールドが無かったので、MG風に段差状のスジ彫り…のはずだったが、やりすぎてしまったためまるで蛇腹モールドのようになってしまった。

　■足全体…M君がスマート体型のため、搭乗者をイメージしてガンキャノン自体も細身にしようと考えた。よって足はかなり削りこんだ。

　■スネ…リベットモールドを追加。

　さて。ここからはフォントサイズを元に戻す。リキ入れた改修点である。まずは下の図をご覧頂きたい。この作品のウリである、ライフルシールドである。プラ板にて、ギター（ストラトキャスター）型の、ライフルをガードするようなものをでっち上げてみた。以下解説。

写真3

　A…プラ板で切り出した本体。図に描き忘れてしまったが、Dの矢印があるあたりもちゃんとなだらかに削り込んである。また、白下地にエナメルのクリアーレッドを筆塗りしたのだが、真ん中から横に向かって塗ることにより木特有の「トラ目」を表現した（つーか、たなぼた）。

　B…これもプラ板

　C…これはややこしい。まず、「８６」というマーキングを横向きに貼り、なんとなくハムバッキングのピックアップが二つ付いているかのように見せかけた。ただ、M君はシングルコイル派なので、MGガンダム付属のディテールUPパーツ（てすり）を三本貼り付け、シングル三発の普通のストラトにも見える様にした。

　D…コトブキヤのディテールUPパーツ（ダクト）をぺったんこ。ブリッジに見えなくもない。

　E…ウェーブのリベットモールドを三つ付けて、ボリュームやトーンを表現。

　F…ライフルの後部がちょっと出るように（絵ではかなり出ているが…）して、ストラップピンを再現。裏は適当に切ったプラ板でディテールを付けた。一応ちゃんと取り外せるように（ノーマルなライフルにも出来るように）なっている。

写真4

　続いて、顔の改修。

　まず、アンテナをシャープにするのは言うまでも無い。次にカメラアイであるが、HGUC第一弾キットということで、このガンキャノンはカメラアイがクリアーパーツではない（最近のキットでは、カメラはクリアーで成形されているのが普通である）。よって、まずMGを参考にカメラモールドを彫り込み、ラッカーの銀を下地にエナメルのクリアーグリーン（クリアーイエロー＋クリアーブルー）を塗ることでディテールと透明感を再現。

　更にひさし下部の眉間のあたりにパテを盛って凶悪顔にした。よーするに百式っぽい面構えにしたわけで、これはM君のお目目が悪く、通常目つきが悪いことをMSに反映させようとしたためである。

塗装データ

赤…キャラクターレッド

黄色…キャラクターイエロー

白…キャラクターホワイト

武器・肩等…ギャンの胸や足首と全く同じっす（詳しく知りたい方はギャンのギャラリーへどうぞ）。

　塗装後、全身100箇所くらいにマーキング、胸にはエナメルの白で漢字マーキング、耳には「A」と「M」の文字を水色で手描き。仕上げは水性トップコート・光沢（実は一度つや消しで仕上げたのだが、「やはり赤はツヤが無いと！」ということでやり直し）。

　あ、いけね。書き忘れ。

　つや消し状態の時に、パステル（ドライタイプ）の黒を削って粉にしたものをパーツの窪んだ箇所などにこすりつけた。ちょっとしたシャドウ吹きのような効果を狙ったわけである（エセMAX塗りとも言う）。

'06/4/26 改定UP

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